強アルカリ電解水系切削液への切り替え事例ーN製作所様 編

5/20(土)に相模原にある切削加工業者様にお邪魔させていただいて、加工機のクーラント液をRe-Alウォーターへ入替える作業を行ってきました。

まずは1台お試しということで選定した機械は、牧野フライスのa71。

主にステンレス鋳物やFC、FCDなどの材料を切削しているそうです。

 (高圧洗浄機による入替え前の洗浄作業の様子)

 

今まではエマルジョンタイプの切削油を使用しておられ、定期的にクーラントタンクの清掃も実施されていたのですが、やはりクーラント液の腐敗とそれに伴う腐敗臭の発生に悩まれていました。また、SUSの加工中にドリルが破損するなどの事象も散見されていたようです。

そこで今回、Re-Alウォーターの多くの特性の中から以下2点の特性に期待をされて実機試験をご決断いただきました。

1) 腐敗の原因となるバクテリアの発生・生存・増殖を極端に抑えることができる(他ユーザー例:2年間 無交換継続中)

2) 抜群の浸透性・冷却性・潤滑性による工具寿命の延長(他ユーザー例:年間工具購入費50%ダウン)

それによる期待効果は

・クーラント液の腐敗を抑制することによる、加工性能の維持と、年間廃液処理費の抑制

・工具購入費の抑制

・工場、作業環境の美化

以上の3点を特に改善したいとのことで、早速週明けから削りながら様子をみてみたいとのことです。

経過につきましては、一定期間の試作後に、またこの場を借りてでご報告したいと思いますので、もう少しお待ちください。

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